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おすすめレストラン(国内外)「ウィーンのグルメスポット」

2023年7月25日

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ニュースレター No.142(荻田様/SCD2国内分科会委員)
 テーマ:おすすめレストラン(国内外)「ウィーンのグルメスポット」
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みなさん、こんにちは。
今回は、オーストリア ウィーンのグルメスポットを紹介したいと思います。ここ数年は、新型コロナウィルスの影響もあり、海外出張に行くことが出来ない日々が続いていましたが、昨今は、少しずつではありますが改善傾向にありますので、海外情報について記載したいと思います。

ウィーン行った際は、名物グルメの「シュニッツェル」をぜひとも食べたい!
でもウィーンって物価高いし、おいしくて安いお店ないかな?・・という方に、オススメなのがシュニッツェルヴィルト(Schnitzelwirt)です。私がウィーンに出張したのは、新型コロナウィルスが流行する前になります。ウィーンには、バイオリンで海外留学をしている知人がおり、その知人に是非ここだけは行ってみる価値があるお店として紹介してもらったレストランになります。超巨大でおいしいシュニッツェルを安心の良心価格で食べれる良いレストランでした。味良し、コスパ良し、雰囲気良し、ロケーション良しの安心して紹介できるレストランです。

シュニッツェルは、ドイツやオーストリアなどで伝統的に食べられている肉料理で、一般的には「子牛のカツレツ」 に衣をつけて揚げる料理のことを言います。日本で言うトンカツのような料理です。オーストリアで最も人気の料理で、なんとオーストリアにはシュニッツェルだけを出すファーストフード店も存在しています。オーストリアの名物料理の一つでもあるシュニッツェルが「ヴィーナーシュニッツェル」という、揚げるのではなくフライパンで焼いて作るシュニッツェルです。焼いているので、揚げて作るシュニッツェルよりあっさりしています。オーストリアではシュニッツェルと言えば子牛の肉と一般的に思われているので、レストランなどで子牛以外の肉のシュニッツェルを提供する場合は、メニューに「vom Schwein(豚肉の)」、「von der Pute(七面鳥の)」など何の肉かを明記するように規制までされているとのこと。シュニッツェルは、オーストリアではこんなにも国民文化の一部になっていると留学生の知人から説明をしてもらいました。

では、次にレストランの紹介です。シュニッツェルヴィルト(Schnitzelwirt)の外観は、カジュアルなパブ風の雰囲気の入りやすい外観のレストランでした。「Schnitzelwirt 52」とお店の看板に書いてあるためSchnitzelwirt 52がお店の名前と思いきや、52は番地でした。ノイバウガッセ (Neubaugasse)ストリートの52番地なので52と書かれているようです。グルメガイド本にも52と書いてあるので、52という名前の店なんだ~と思ってました。レストランの店内に入ると、まずパブスペースがあります。はっと驚いたのが、カウンターに置いてある椅子たちに、人間の脚が生えてるんです!もちろん本物ではないのでご安心を。ドイツやオーストリアでよく見る椅子らしいです。店内は満席のようで5分ほど待ってから席に着くことができました。
店員さんに連れられてパブスペースを通り抜け、奥のダイニング席に行きましたが、さすが人気店で物凄く混んでました。こちらではレストランの相席が当たり前とのことで、私と留学生の知人は観光客らしきカップルと相席になりました。

さあ!待ちに待ったシュニッツェルです。
数あるシュニッツェルの中でも大人気のコルドン・ブルーと、フライドポテト、ザワークラウト(ドイツ語圏でよく食べられるキャベツを発酵した料理)を注文しました。コルドン・ブルーは2枚の肉の間にハムとチーズを挟んで揚げたシュニッツェルです。コルドン・ブルーについては色んな説がありますが、スイス発祥という説が多いようです。物凄いボリュームですので、私たちには二人で半分こしてちょうど良いぐらいでした。ビールは店員さんに勧められたオッタクリンガー(Ottakringer)というビールを注文しました。ウィーンを代表する地ビールです。まず先にビールが到着。一口飲んでみると、ドライながらもいい感じの渋みがある味です。泡がとてもきめ細かく、麦芽のアロマが感じられます。肉料理と相性がいいだろうなぁ~って感じの味です。ビールの後、少し待ってからコルドン・ブルーが来ました、めっちゃおっきい!!!私の手のサイズの2倍以上あります。もう見るだけでお腹いっぱいになりそうです。
留学生の知人と半分こなので、半分に切ると2枚の肉の間にハムチーズのサンドイッチのチーズがとろ~りとなり、物凄くおいしそう!一口食べるとサクッとした衣に、中はとてもジューシー。舌の上でとろけるチーズとハム。やっぱりチーズとハムは相性抜群です。分厚いので一口がとっても噛みごたえあります。今まで食べた中で一番おいしいシュニッツェルでした。

サラダは野菜だけでなく色々な豆も入っていて、酸味がいい感じに効いていて、シュニッツェルの間に食べると口の中がすごくリフレッシュ出来ます。
そして、ドイツ名物のザワークラウト。発酵したキャベツの料理ですが、すっぱくて不思議な味です。外国人が納豆を苦手って言うのと同じ感覚なんでしょうか、私にはちょっと食べにくいと感じました。
フライドポテトもかなりのボリュームでした。シュニッツェルを二人で分けてあと一品なんにしようという場合は、これをオススメします。

全体のボリューム感は物凄く、お腹いっぱいの状態です。シュニッツェルは全部食べきれず、お持ち帰りしました。お持ち帰りは店員さんに紙をもらって、その紙に包んで持ち帰ります。これだけ飲んで食べて、22ユーロくらいでした。かなりコスパが良いと思います。

ウィーンに行く予定のある方は、本場のシュニッツェルを思いっきり楽しんでみてください。

(文責:東芝エネルギーシステムズ 荻田/CIGRE SCD2 事務局)