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おすすめ海外映画

2023年6月27日

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ニュースレター No.141(SF好きの某社員様/SCD2国内分科会委員)
 テーマ:おすすめ海外映画
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こんにちは。今回は「おすすめの海外映画」についてご紹介したいと思います。

私はSTAR WARSに代表されるSF映画が大好きなのですが、その中でも一番大好きなのが、『Blade Runner』という映画です。
主役のデッカード(ハリソン・フォード)が警察の専任捜査官「ブレードランナー」として、「レプリカント」と呼ばれる人造人間を「解任(抹殺)」する任務を負っています。

レプリカントは宇宙開拓の前線で過酷な奴隷労働や戦闘に従事していましたが、製造から数年経つと感情が芽生え、人間に反旗を翻す事件が発生していました。
そこで、レプリカントの最新「ネクサス6型」には安全装置として4年の寿命年限を設定しましたが、前線を脱走し人間社会に紛れ込もうとするレプリカントが後を絶ちませんでした。そんな脱走レプリカント達を判別し見つけ出した上で「解任(抹殺)」する任務を負うのが、「ブレードランナー」です。

2019年11月のロサンゼルス。ネクサス6型レプリカントの男女4名がで反乱を起こしました。そこで、既にブレードランナーを退職していましたが、デッカードの出番です。
レプリカントを開発したタイレル博士を殺害したと聞いたデッカードは、レプリカントと最後の対決に臨みます。しかし、優れた戦闘能力を持つレプリカントに追い立てられ、デッカードはアパートのビルから転落寸前となります。しかし、寿命の到来を悟ったレプリカントは突如デッカードを救い上げ、穏やかな笑みを浮かべながら寿命年限を迎えました。
この、レプリカントがデッカードを救い上げてそのまま寿命年限を迎えて固まっていくシーンは、とっても感動しました。手を放せばデッカードをビルから落として殺せたのですが、そうぜずに救い上げたのです。「自分の代わりに命を守りたい」という気持ちの現れなのかなと感じました。

デッカードはレプリカント開発者であるタイレル博士の秘書であるレイチェルもレプリカントと見抜いていましたが、徐々に惹かれて一緒に住んでいました。
ネクサス6型のレプリカントが寿命年限を迎えた事により、レイチェルにも同じ運命が待っているのではないかと慌てて自宅へ戻り・・・。
この後は実際に作品をご覧になって頂ければと思います。
本作品は「ファイナル・カット」や「ディレクターズ・カット(最終版)」など複数の作品があり、エンディングも異なるのですが、ハッピーエンドのエンディングにお会いできればと思います。

また、2017年に続編となる『ブレードランナー 2049』が公開されました。こちらは、ハリソン・フォードは主役ではありませんが、前作の続編としてのストーリーとなっているので出演されています。前作同様に近未来的な情景のもと、素晴らしいストーリーが綴られていきます。

まだご覧になられていない方は、まずは一度『Blade Runner』をご覧になられてはいかがでしょうか。

(文責:SF好きの某社員/CIGRE SCD2 事務局)