孤独のグ○メ タイ編
2015年2月17日
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┃ ■ 新ニュースレター No.5(下大迫様/古河電工)
┃ ■ (テーマ:おすすめレストラン(国内外))
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私のお気に入りのテレビ番組に“孤独のグルメ”という番組があります。欧州の古美術品を都内中心の
顧客へ一人で売り歩くなかで様々なジャンルの穴場的なグルメ店を見つけるドラマ番組です。
私は国内出張が多いほうですが、これまではどちらかというと、食事はあまり意識せずに安くとか、近く
で適当に済ますことが多いタイプでした。しかしこの番組に出会ってからは意識がかわったと思います。
この番組の主人公は出張先でお腹がなると初めての町で直観的でしょうか、穴場的なグルメ店を探して
チャレンジします。そして一人で店内で店員やお客さんの様子などを分析?しながら注文メニューを選び、
3から4品もペロリと美味しそうに平らげます(もちろん番組ですから毎回あたりのグルメ店ですが)。
この番組に出会ってからは、出張先で外食の際は、できるだけチェーン店等ですませずに、新しいお店を
チャレンジする意識もてるようになりました。時には無難にスマフォの口コミで探して“当たり”の時も
ありますし、一方で番組のあのリズム「チャチャッチャ。。。♪」をシャドーインッグしながら、直観で
入って“はずれ”ることもありますが、これもその土地の思い出として楽しめるようになりました。
さてここ数年、CIGRE活動も含め海外出張の機会がふえてきて、海外でもその気分で散策をこころみて
います(もちろん安全な街で)。そんなおりに昨年タイ出張があり同志にであうことができました。弊社は
タイにいくつかの工場やグループ企業があり、その日はバンコクで3社打ち合わせの後、メンバのひとり
Kさんお勧めという穴場?中華レストランで夕食を共にしました。目立たないお店(日本ガイドブックに
でてない)で店内のお客は中国人系ばかりで、おひとり様多数「これはいけそうだ」思ったらやはり、出て
きた飲茶はリーズナブルプライスでうまい。さて乾杯!というところで、突然お店が真っ暗に!ブラック
アウトです(ビルのみか地区のみかは不明でした)、停電で盛り上がる我ら日本人グループに対して、店内の
お客さんはみな無反応で食事を続けていました。従業員も(お詫びのことばもなく)何事もなかったように
20cmはあろう立派なロウソク(長さ分が物語っている?)を大きな缶詰にたてた即席キャンドルをおもむろに
各テーブルに配備、「慣れている?」。我らは「さてどうなる?」と展開をまっていたところ、頼んだ料理が
ひとつ、またひとつと出てきて宴会が開催、「なるほど中華はガスだからノンストップか」。その後、結局
1時間くらいムーディー?な中華グルメ、プラス、バンコクの電気事情と現地の文化?(停電の反応)を体験
できたわけです。
さて電力(照明)復旧後、孤独のグルメの同志と番組の話題でもりあがったところで、Kさんにこのお店を
どうやって見つけたかヒアリングすると、お昼に、食事どころ探しにぶらついていたらお客がたくさん
入っているのを見かけて試したとのこと、これはグローバル共通で鉄則でしょうか。最後に、Kさんから
「では次回出張時は、下大迫さんの孤独のグルメなお店で」、ということになってしまいました。
ということで、話題はおすすめレストランではなく、おすすめ番組になってしまいました。最後に、
どなたかバンコクでグルメなレストランご存知の方はご教授頂ければ幸いです。
(文責:古河電工 下大迫 和隆 / CIGRE SCD2国内分科会事務局)