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一度は行くべき海外都市

2021年11月24日

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 ニュースレター No.124(夜久様/SCD2国内分科会委員)   (テーマ:「一度は行くべき海外都市」)
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 みなさん、こんにちは。ダイヘンの夜久です。
 ニュースレターを書かせていただくのも7回目となり、海外のネタも無くなっているのに加え、新型コロナウイルスの影響で海外旅行にも行けなくなってしまい、本来であればニュースレターも別のテーマを考えないといけないかと思いましたが、2020年の正月にベトナムに旅行に行きましたので、今回はベトナムについて書かせていただきます。
特にベトナムに行きたかった訳ではなく、妻がたまたまお手頃な価格のツアーを見つけてくれ、正月の予定もなかったので行きましたが、新型コロナウイルスの影響がここまで長引いていることを考えると、よくあの時に行っておいたなと思います。
 ベトナムでは、ハロン湾とハノイに行きました。ハロン湾は、1994年に世界自然遺産に指定されたそうで、43,400ヘクタールにもわたる広大なエリアに大小3,000もの奇岩、島々がそそり立つ神秘的な景観が特徴で、その美しさが水墨画に似ていることから海の桂林とも呼ばれているそうです。乗船場には沢山のクルーズ船があり、沢山の観光客が訪れていました。私たちは朝出発して、船の上で昼食を取って戻ってくる4時間程度のクルーズでしたが、船の上で宿泊できるツアーもあるようです。私たちが乗ったクルーズ船は、そんなに大きくはないのですが、同じツアーの十数人で貸切でしたので、十分すぎる広さで、船上ではデッキチェアーに寝転がって景色をみたり、ゆっくりと食事したり非常にゆったりとぜいたくな時間を過ごすことができました。途中に島に立ち寄り、鍾乳洞見学もできたりと、もっと長時間のクルーズでも楽しめるのではないでしょうか。
 ハロン湾でゆったりとした時間を過ごしたのとは対照的で、ハノイの印象はとにかく人とバイクが多いということです。特に観光で訪れたドンスアン市場は、人が多いだけでなく大量の食材(申し訳ないけど購入したいと思う雰囲気ではありませんでした)や衣服が巨大な市場にこれでもかと詰め込まれている印象でした。本物かは不明ですが、有名なスポーツメーカーの靴下やTシャツ、有名ブランドのカジュアルバッグなどが大きなビニール袋にはいって大量に売られていたのは圧巻でした。ただし、通路も狭く人が密集しているので、多くはないようですが、スリ等もいるようなので注意が必要と言われ気になってほとんど何も買い物はできませんでした。ガイドさんが話してくれましたが、服や靴の生産工場が沢山あるとのことで、そちらから流れてきているのかもしれません。(特に日本向けの靴の生産工場が多いとのとで、今回のツアー参加者が靴を確認したところ、7割以上の人の靴がベトナム製でびっくりしました)
あと、ハノイ観光で気を付けないといけないのは道の横断です。バイクが非常に多い上に、信号が少ないので横断するだけで大変です。ホテルの近所のスーパーに買い出しに行ったのですが、丁度夕方の帰宅ラッシュだったのか、大量のバイクが通っており、普通に待っていては、いつまでたっても渡れないので、他に横断している人を見て、見よう見まねでバイクに手を振ってサインを送りながら、道路をゆっくり横断しました。道路を1本横断しただけですごい疲れと達成感を感じることができましたが、安全かどうかわからないので、道路を横断する場所に行く場合は近くでも、タクシーなどの乗り物の利用をお勧めします。
 最後にベトナムの食事ですが、私が食べた中では、有名なフォーも含め全体的に比較的シンプルな味付けの料理が多く、そんなに魚醤や香草が強い感じではなかったので比較的日本人に合う味ではないかと思います。ハロン湾で食べた魚介類は新鮮なので、すごくおいしかったです(お肉類は想像通り日本のほうがおいしいです)。ただ、「ヴィン・ティエン(Vinh Tien)」というベトナムワインが有名と聞いたので飲んでみましたが、こちらは正直あまり口にはあいませんでした。ビールもワインもスーパーで購入すると激安なので、お土産にもいいかと思います。
 初めてベトナムに行ってみて感じたのは、街並みは日本のように整備はされていませんし、経済的にも貧しい人がほとんどと現地ガイドさんにも聞きましたが、人(特に若い人)が多く、活気にあふれておりこれから発展していく国なんだろうと少しうらやましく感じました。

(文責:夜久/株式会社ダイヘン)